君がいる

「年上の女なんか
ろくな奴いねんだよ」

俺の言葉に信悟は
「そんなことねーだろ」
と言った。

「とにかく2年のとこなんか行くかよ」
俺は1人になりたくて
信悟から離れた。


雨の日の渡り廊下には
誰もいない。
普段は女子が集まって
話してるため近寄れない
けど今日は俺以外誰も
いない。


「信悟の奴、俺の過去も知らねーくせに」
イライラして俺は
壁を殴る。

「くそっ!!いてぇー」
コンクリートの壁は硬く
殴った拳がジンジンと
痛む。