「玲奈さんの存在が
 消えているんですよ!
 玲奈さんのお母さんと
 望さんのお母さんが
 玲奈さんのこと、
 覚えていないみたいです!」


俺は、マチさんの言っていることが
わからず、混乱していた。


「と、とにかく、玲奈さんの家に
 来てください!」
「わかった。悟は?」
「俺も行く!」


俺たち三人は、玲奈の家に
向かって走って行った。