セピア色の境界線




「車に引かれそうになって
 崖から落ちて…気が付いたら
 この時代にいた…。」
「それって、死ぬよな…。普通。」
「最初は天国かと思ったわ。」



そう考えると、
やはり現実では
考えられないが、
時間のゆがみなどが
原因だろうか。
事故の弾みで
こちらへ飛ばされて
しまったのか。

今頃、私を引いた車の
運転手などは
驚きを隠せないだろうな。
もしかしたら、
向こうでは私が
もう死んだと
思われているかもしれない。