サンドミュージアム入り口で
少し待ったあと、
全員が揃った。
大学生たちの
春休みということもあって
館内は たしかに賑わいを
みせていた。

一年計の前で
集合写真を撮り、
その様子は
サイトへ送信した。
小一時間ほど見学のあと
砂浜へ向かい
歩いた。
東京周辺の海しか知らない
メンバーにとっては
青い海が
旅の楽しさを
より一層
深いものへと
変えていった。

相変わらず、
南風くんは一人で
鳴き砂の感触を
楽しんでいた。

その横へと
みどりちゃんが
向かった。