「きゃ････ｰｰｰ！」
怖すぎて叫び声にもならない
「ぶはっ
大丈夫？」
必死にお化けから逃げる私に笑いと心配が混ざったような表情をした
「･･だめ････こわい」
絞り出した声は消えるくらいしか出なかった
「無理か？･･･わけ話して出るか？」
優しい顔を見せた明良に私は首を振った
「･･あきらが･･いるから大丈夫」
「････ん」
そう言って明良は手を差し出した
見上げるとバッと顔を逸らす
でも見えちゃったんだ
真っ赤な明良の顔が
恥ずかしいけど私は差し出された腕を掴んだ
「･･なっ///」
明良顔真っ赤
まぁ私もなんだけど
．
