「・・・・佐々木?」
「ふぇ?!」
びっくりして思わず変な声になっちゃった。
「ぶはっ!
俺、驚かした?」
笑いをこらえながら言う広に、
膨れっ面になる私。
「あはははは!!
わり〜わり〜。」
だから。
その顔はずるい。
「んなすねんなって〜。」
笑いながら。
ぽんぽんって頭を優しく叩いた。
・・・・・・きゃーーーーーーーー!///
やばいやばい!!
今、絶対顔赤いっ。
恥ずかしくて目を逸らしたら、
今、委員会だということを思い出した。
やばっ!
誰も見てないよね?
キョロキョロ周りを見渡す。
周りには、人影はなかった。
よかったぁ〜。
誰もいない。
赤くなってるのバレたら大変だもんね。
皆は、ちょうどここから死角になってる受付で本の貸し出し整理をしてる。
「よし!これで終わり。
戻ろっか。」
・・・あ〜ぁ。
2人っきりの貴重な時間が終わっちゃった。
丁度鳴ったチャイム。
今週も、もう終わりかぁ。
・・・・・・って、ちょっと待って?
来週の火曜日に終了式だから。
もう今日でおしまい?!
そんなぁーーーーーーーー!!
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