近くの通りには、可愛い洋服屋さんやアクセサリー店、レストランまであった。


どこに入ろうか、正直迷う。


そのとき目に入ったのが、アンティークな小物店だった。




あ、ここ入ってみよー。



何気なくお店に入ってみる。







ーーー静かに落ち着いた曲が流れ、
茶やパステルカラーを使った可愛い小物用品がずらりと並んでいた。



「あ、これいいかも。」

奥の方で女の人の声がした。


奥にも何かあるのかな?

と、歩き出そうとしたとき。


「んー?」


その声に足が止まった。