お店に戻っても明良は真っ赤なまま 何度も『ごめんな』と言った もちろん私も真っ赤なんだけど; 「私・・・うれしかったよ?」 照れたままそう答えると、明良の目は大きく見開かれ 下を向いた 「・・・どんだけ理性崩す気だよ・・・・・・」 「え? なに?」 「・・・いや、なんでもない」 急いで食べ始めた明良に違和感を感じたけど 「うわ、うめぇ!」 と、喜ぶ明良を見て 笑みをこぼしながら私も食べた .