こんなに悲しい恋ならば


鞄…取らなきゃ…

私はそう思って、教室に勢いよく入った…

「キャッ!?誰!?」
教室にいた二人は、
今にも口がくっつきそうだった。

あ、キスしようとしてたんだな…
…最低…

私は雅也を軽く睨んで教室から出て行った。