「温。」
巴継に呼ばれて振り返ると
もう一人の巴継が・・・・
「初めまして。明津温です・・・」
それ以上は言わせないとばかりに
巴の手があたしの顔の前に出てきた
「父さん、俺は・・・」
「わかってる。いつお前が私に話してくれるのか楽しみだったんだぞ?」
「え_?」
「楽しそうに帰ってきたと思えば、嬉しそうに写真を見つめてたり」
「ちょっ!」
「勝手だが、温さんと巴継の写真を見させてもらった。私はね、温さん。巴継があんな風に笑う顔はずいぶんと久しぶりに見たんだよ。君には感謝しても仕切れないものを貰ったね・・」
巴継のお父さんは
何度もあたしにお礼を言った
巴が止めに入ってなんとか終わったけど・・・
巴があんなに必死になって
俺様ってないところ久しぶりに見たかも。

