すぐ隣の家の前に行き
玄関に鍵をさす


ガチャ――


開けたらまだどこも灯りがついてない


まだ寝てるのかな


なんて考えながら階段を登る


階段に一番近いドアを開けると
布団の中に人がいるのがわかった


「きよ兄!」


わたしは揺すりながら
声をかける

「06:00だよ!遅刻しちゃうよ!」


わたしは揺らし続ける


「んー…。朝?」


眠そうな声で聞いてくる

「朝!早く起きて」


布団を引っ張った


「わかったわかった
起きるから」


さすがに起きたのか
呆れた声で言ってくる

「じゃあ、
わたしはリビングでコーヒー入れてるから早くきてね」


「はいはい」

それからわたしは階段を下りてリビングにいった