ボロボロの旅館には漂う嫌な空気…



「いやぁーいい旅館だなぁ」


「本当ねぇー」



「…」



父と母には分からないらしい…



私は諦めて旅館の部屋へと入った





すると母が話しかけて来た


「お父さんと温泉に行くけど…行く?」




「…行かない…」



「じゃぁ行って来るわね」





私は気がつけば眠りについていた…





ツンっと鼻に鉄の臭いがして目が覚めた…ゆっくり目を開けると…




父を刃物で刺す母がいた。




そして私と目が合った…




母「……ミタワネ?アンタモリョウリシテヤル」