未熟な恋人




けれど、私が妊娠した時も、それからの悲しい時間も、私たちを見守り続けてくれた人がたくさんいたから、こうしてこの日を迎えられたに違いない。

それは本当に幸せな事で胸がいっぱいになる。

明るいライトの向こう側に見え隠れする、二人の未来が幸せであるように、笑って生きていられるように、二人で頑張って生きていきたい。

暁の腕に絡ませた腕をそっと引き寄せて、ゆっくりと踏み出す。

披露宴の温かさと、お祝いの声の多さを忘れないように会場を見渡して。

私達を心配してくれた人たちに感謝の気持ちを込めながら。