突然後ろからぶつかられ、私は声をあげた。



「わ!?す、すみません!!」




見ると、知らない男の子が立っていた。
多分、さっき一度電車が大きく揺れたから、それでよろけたんだろう。




「あ、大丈夫です」

私は少し笑いながら応えた。

あれ?この制服・・・うちの学校だ・・・