「優と、どっちが好き?」


「それは・・・

そんなこと

聞かなくてもわかってるんじゃ・・・」


モジモジしてる心音。



「心音の口から聞きたい」


真剣な顔していえば・・・



「正ちゃん・・です」



照れくさそうに呟いた。



そんな心音が可愛くて、

頬っぺたにチュッとキスをした。


「アイツなんかに渡さない」

心音を抱きしめて呟いた。


「エ?なんか言いました?」

「いや、なにも」

オレは心音を見て微笑んだ。