オレは慌てて心音から離れた。


「ごめん・・つい」


「正樹さ~ん」


離れたはずなのに、

今度は心音が俺にしがみついた。


「え、あの・・」


「私でいいんですか~?!」

泣きながら言ってる心音。

・・・

や、ヤバい・・・


何で、こんなに可愛いんだ?

キスしたくなる顔だ。

・・・

でも待てよ・・・

俺たちの周りには、

たくさんの生徒がいるわけで・・・

未だに冷やかされている状態。