頑張れとか、しっかりねなんて言葉をかけられて、少しうんざりしたりもしたけど、次第に人も減って行って辺りは静かになった。
ようやく落ち着いた僕はジュースをもらって外にでた。
座っていいのか悪いのかわからない大きな石に腰掛けて、僕はジュースを飲む。
月とか星とか嘘みたいに光っていて気持ち悪い位だった。
ぼーっと空を見ていたら、カズ君がやってきた。
「おつかれ」
ぽつりとつぶやくと、僕の隣の石に腰掛けて、タバコを吸い始める。
「罰が当たるよ」忠告すると、そうかな?なんて言いながらカズ君は言った。
「明日全部終わったら。田舎に帰ろうと思う」
カズ君がいきなり告げたのは別れの言葉だった。
「うん、そうだね」
僕は分かったふうな返事でそれに応えた。
ようやく落ち着いた僕はジュースをもらって外にでた。
座っていいのか悪いのかわからない大きな石に腰掛けて、僕はジュースを飲む。
月とか星とか嘘みたいに光っていて気持ち悪い位だった。
ぼーっと空を見ていたら、カズ君がやってきた。
「おつかれ」
ぽつりとつぶやくと、僕の隣の石に腰掛けて、タバコを吸い始める。
「罰が当たるよ」忠告すると、そうかな?なんて言いながらカズ君は言った。
「明日全部終わったら。田舎に帰ろうと思う」
カズ君がいきなり告げたのは別れの言葉だった。
「うん、そうだね」
僕は分かったふうな返事でそれに応えた。

