まるであたしの心を読んだみたいに、千倖が言った。

「あたしに関係ある??」

「ん?別に?ただ根が優しい澪花に見殺しなんて出来るのかな?って」

「見殺しって…」
「八雲高校の人たちにとっては、地獄に送られるようなもんだよ?」

「でも、あたしが反対したって千倖は聞き入れてくれないんでしょ?」

「生徒会に入ってくれたら考えてあげても良いよ( ̄∀ ̄)」

チッそう言うことだと思ったよ。
「でも、ちょっと考える時間頂戴」

「うん。」