「悪かったな」
「うん。黎ちゃんでしょ?いいよ。…それで、生徒会は??(≧∇≦)」
「あぁ、そのことで話がある。ちょっと付いて来て」
そう言って、プサイの教室から出て行くと、
「ドコ行くのよ?」
と千倖の声が聞こえた
「付いて来て」
あたしは、短く言い、デルタの教室に向かう。
「ねぇ、せめて普通か進学か教えてよ。」
職員室前に来たところで、また千倖が喚き始めた
「進学。デルタに用があるの」
うちの学校は、普通クラス、進学クラス、特別進学クラスの3つに分かれている。
それぞれ、
普通┳Α:アルファ
┗ Β:ベータ
進学┳Γ:ガンマ
┗Δ:デルタ
特進Ψ:プサイ
となる。
「なんでΔ?」
「しつこい」
そう言うとそれ以上は聞いてこなかった。

