「ねぇ、黎」

「ん~~なに?」


「今日、生徒会に入らないかって、言われたんだけどさ…」


とりあえず二人分のご飯作って食べてるときに黎に話してみた。

「scout?やるの?みぉ?」

「んーまだ迷ってる、生徒会入ったら黎独りになるし。」

だから黎に意見を求めてみた

「れぃ?れぃは大丈夫だよ?」
「ご飯とかは、どうするつもり?あたしは、黎を心配してるんだよ?」
ほんとは、黎に行かないでって言って欲しかったのかも知れない

「ご飯は宅配とかあるし、心配してくれるのはありがたいけど、みぉは生徒会入りたいの?」

「それは……」
正直、やりたい。
八雲高校のこともあるし。
千倖独りじゃ大変だから

「まずは、れぃのことより、自分がどうしたいかじゃないの??」

はぁ、あたしの周りには正論言う奴しか居ないのかよ

「あたしは…やりたい。けど黎が…」
「まだれぃのこと?」
半ば諦めてる黎

「んん~~~じゃあ、れぃも一緒に生徒会入る。」

………………
「はぁ???」