期待も希望も持たなかったのは、
裏切られることを恐れたから。

裏切られる痛みを味わうくらいなら、
先にひとりになってやろうって
そういう考えだった。

でも、心の奥底では、
誰かに助けてもらいたかった。
そばにいてほしかった。
この、ズタズタになった心を
癒してほしかった。