んで、今現在に至ります。



下校しようか、手に持った便箋を目安箱に入れようか入れまいか…、






「なんだろうこの緊張…」







得たいの知れない緊張と戦っております…。



もしかしたら、このとき既に本能が私に警告していたのかもしれません。






「いいやっ、どうせこんなアホみたいな願い事なんて聞きっこないしっ。」






便箋を思い切り箱につっみ、すぐ下駄箱に戻った。






翌日、まさかあんな事になるなんて、この時はこれっぽっちも思ってなかった。