《投げられた携帯電話は、旧校舎の上の方で光っていた。 多分、雨どいにひっかかったのだろう。 屋上に上がれば、手が届くはずだ。 私は、今度は非常階段を駆け上がった。 そして、本当は上がってはいけない屋上に這い上がった。》