「小さい頃からずっとこの病院にいた。


学校もいったことなければ友達もいない。


僕の遊び相手はいつもおもちゃだった。


僕は生まれつき心臓病だった。


僕の母親は僕を産んですぐ亡くなった。


心臓が弱いのに命をかけて僕を産んだんだ。


僕はお父さんに育てられた。


お父さんは母親のいない僕をすごく愛してくれていた。


僕が四才のときお父さんが再婚したんだ。


相手の方は今のお母さん。


僕は新しいお母さんを幼いながら、めぐみさんってよんでた。