ようやく、HRも終わりあと少しで入学早々授業↓
「うー、ねむーい」
なぜか寝不足なあたしは机にうつ伏せになっていた
すると、何やら大きい影があたしを見てるように感じた
「詩音ー、どうしたん? 具合でも悪いんか?」
それは、優斗の心配する声
あたしは、あまりにも眠かったせいか
無言で首を横に振った
すると優斗が突然 あたしの顔を上にあげた
「ちょ、優斗やめてょ~。眠いよ~」
あたしは、欠伸交じりに言った
その時 優斗の顔を見てビックリした
すっごく真剣な眼差しであたしを見てたから
優斗・・・そんなに心配してくれてたんだ
