その後私と鏡夜は卓球をしたり


テレビをみたり


お菓子をつまんだりしていた。


そんな時間はとてもたのしくて


時間がたつのも忘れていた。


鏡夜と布団の上でゴロゴロしていると

急激な眠気がおそってきた。




「…眠い?」



「う…ん。少し…。」



「そっか。じゃあ今日はもう寝ような?」



「うん…。」


そう言って私に布団をかぶせると


鏡夜は「あ」と小さい声で呟いた。


「どうしたの…?」

「……なんでもない。ちょっと忘れ物しただけだから。」


忘れ物…?

忘れ物っていったら…この前の
ほっぺちゅーを思い出す私だが

今回はちがうらしい

「どこに?」

「多分風呂場かな?
ちょっととってくるよ。先に寝てて。」


「わかった…」