「なにこれ?」
普段は貼り紙なんて見向きもしない私も
鏡夜につられてじっくり見た。
「斬りつけ…か。」
その貼り紙には、容疑者の顔とその事件のことがかかれていた。
なんでも、無差別に人をナイフで斬るという。
「被害者のひと…みんな女なんだね」
「うん、6人も被害者いるってことは、犯人は楽しんでるのかな」
「…。」
軽くしんみりしてしまった…。
私は気を取り直すように鏡夜に言った。
「犯人なんかきてもさ」
「ん?」
「私が追っ払ってあげるから安心しなよ!」
「それ俺のせりふwwww」
「あははっ(笑」
「犯人は女ばっか狙ってるからきをつけろよ?」
「はーい」
