その手の中に



鏡夜「うわっ!!!!なにすんだ!!!!」

…思った通り。


携帯で撮った鏡夜の顔は

リンゴのように真っ赤だった。


美桜「暗闇だから顔赤いの気づかれないと思ったんでしょ?
甘いな。」

「……るせ」

鏡夜はすねた顔で目をそらした。

きっと今の顔も真っ赤なのだろう。


鏡夜が余裕な顔でキスなんてできる訳ない。

結構な照れ屋なのだ。


そんな鏡夜が不意打ちでキスなんて


かなりの勇気が必要だったろう…。


そう思うと愛しさがこみ上げてきた。