これは
高校2年生の男女2人の
夏休みの物語。
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2007年7月30日
暑い…とにかく暑い。暑すぎる。
日差しが私の肌を焼くように照りつける。
「日焼け止め…塗ればよかったかな。」
私は今アイスを買うため、財布を片手にスーパーへ向かっている。
スーパーへの道のりは徒歩10分。
なんとなく歩きたい気分だった私は、
自転車を出さずに歩いてスーパーへ向かっていた。
「10分だからって…塗らなかったのは誤算だったか……」
…なんとなく誤算という言葉を使ってみたくなった私は
独り言でつかってみた。
…
……
………
にしても長い…。
ながすぎる…。
本当に10分?
スーパーまでの道のりをを○メートルとして
分速○メートルの速さで移動するとすると…
…無駄な計算はやめよう。自分を傷つけるだけだ。
そうかっこよく計算できなかった自分をまとめあげ、
スーパーへ急ぐ。