「ちょっとー!遅いよ!」 教室では香澄がふくれた顔をしていた。 今はもう昼休みだ。 香澄が怒るのも無理はない。 「ごめん、ごめん おにぎり買ってやるから許せ。」 「やだ、パンがいい!」 膨れっ面の香澄も 小さく笑った。