「ん。陽菜可愛く出来たな」
「ヘヘヘ…ありがと」
恭介さんの膝に上り
…チュッ!
頬っぺたにキスして
「パパ だいしゅき」
恭介さん デレデレ。
陽菜は涼の頬っぺたにも
…チュッ!
「おにいちゃんもだいしゅき」
「やめろよ~」
フフフ…
照れてる。
「おにいちゃん、ひなきらい?」
「えっ?」
「おにいちゃん『やめろ』っていった。 ひなきらい?」
半泣き。
「きらいじゃないよ」
「ほ、ほんと?」
「うん、ひなだいすきだから」
「じゃあチュウして」
「えっ?」
「だ、だってパパとママはなかよししゃんだからチュウしゅるよ。ひなとおにい ちゃんもなかよししゃんだからチュウして」
涼が私と恭介さんを睨んでる。
私達は…苦笑いしかないわ。
「おにいちゃん」
「もうっ!」
…チュッ!
陽菜の頬っぺたにキス
「キャハハハ…あいがと。ひなおにいちゃんだいしゅき」
やっと機嫌が直った。



