ケーキに7本のローソクを立て
「HappyBirthday to you
HappyBirthday to you
HappyBirthday dear Ryo
HappyBirthday to you」
「ふぅ~」
一気にローソクを吹き消します。
「おめでとう涼」
「おめでとう」
「おめれとう おにいちゃん」
「ありがとう」
ママがケーキを切り分け
「いただきます」
苺がたっぷりのケーキは凄く美味しいです。
ママも陽菜も嬉しそうに食べてます。
パパは少しだけ食べて
「後はお前等で食え」
だって。
――
―
ケーキを食べ終わり
「涼、パパとママからのプレゼント」
「わぁ~ありがとう」
案外大きな箱が二つです。
何が入ってるんだろう?
ドキドキ
「おにいちゃん、あけて」
陽菜も興味津々です。
大きい方の箱を開けると
「あ、ちきゅうぎ」
「涼、欲しがってたでしょう?」
「うん」
お祖父ちゃんのお仕事部屋に大きな地球儀があって僕はそれを見るのが好きで す。
「もう字も読めるし勉強になるからね」
「うん、ありがとう」
もう一つの箱を開けると
「わぁ~ラジコンだぁ」
「もう使えるだろ」
「パパがえらんでくれたの?ありがとう」
さすがパパです。



