車に乗って先ずはケーキ屋さんに行きました。
此処のケーキ屋さんでいつも買うので予約してありました。
お店のお姉さんが
「涼君、お誕生日おめでとう」
と言ってくれておまけに僕と陽菜にシュークリームをくれました。
「ありがとう」
「ありがと」
お礼を言ってお店を出ます。
車に乗ってママが
「涼、晩御飯何食べたい?涼の好きな物を作ってあげる」
「おこのみやき」
「えっ?お好み焼きでいいの?」
「うん。それとやきそば」
だってお昼にハンバーグもエビフライもコロッケも食べたもん。
「ククク…安上がりだな」
「フフフ…そうですね。じゃあお好み焼きと焼きそばにしようか」
「うん」
「わ~い。おこのみやきだぁ」
陽菜も喜んでいます。
スーパーに寄ってお好み焼きと焼きそばの材料を買いました。
「ママ、おかし」
買い物に来ると一個だけ好きなお菓子を買ってもらえます。
「一つだけよ」
ママのお許しが出て僕はチョコクッキー、陽菜はおまけ付きのラムネを買いました。
「もういいか?」
「はい」
買い物を済ませて家へ帰りました。



