ホラーハウスを出て
「おもちろかったね」
陽菜は楽しんだようです。
「志織、大丈夫か?」
「全然大丈夫ですよ。面白かったですね」
「ククク…」
パパが笑っています。
僕もクスッとしました。
パパや僕を見てママが赤くなりました。
やっぱり可愛いです。
「お昼にしましょうか?」
「ごはん?うん。ひなおなかがペコリなの」
陽菜がお腹に手を当ててます。
陽菜もママに似て食いしん坊です。
遊園地内のレストランに入り
陽菜と僕は『お子様ランチ』
僕は7歳なのに陽菜と同じはちょっとどうかと思いますがパパが「7歳も2歳も 同じ子どもだ」って。
確かにそうです。
パパはやっぱり賢いです。
お子様ランチとパパのステーキランチとママのハンバーグランチが運ばれてきて
「いただきます」
みんな食べ始めました。
お子様ランチにはハンバーグとエビフラ イとコロッケとサラダとスパゲティとプ リンとジュースです。
陽菜が大喜びで顔をケチャップやらで汚しながら食べてます。
僕はもう大きいから汚しません。



