Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~





陽菜を着替えさせ


「今日はパパ遅いから先にご飯食べようね」


「うん」


キッチンで陽菜のお弁当箱を見ると


あら!卵焼きが残っている。


「陽菜」


「なあに」


テレビを見ていた陽菜がキッチンへ


「卵焼き食べなかったの?」


恭介さん、あんなに頑張ったのに。


「あのねママ」


「うん?」


「パパのたまごやきね、からいの」


「からい?」


残した卵焼きを口に入れて


「うっ!」


慌てて水を。


これはまた塩辛い。


恭介さん、塩を入れすぎたのね。


「だからひなたべれなかったの。ごめんなしゃい」


保育園ではお弁当は全部食べるって規則になっている。


「陽菜、これは仕方ないわ。先生も何も言わなかったでしょう?」


「うん。ひなが『からい』っておちゃいっぱいのむのをみて『たべなくていいから』って」


そうよね。


「パパ…かなしむかな?」


「陽菜、パパには内緒にしときましょうね。陽菜とママの秘密ね」


「うん。ないちょね」


指切りして


「さ、テレビ見てらっしゃい」


「うん」


リビングに戻る陽菜を見て


小さいなりに気を使ってるのね。


でも恭介さん…味見しなかったのかしら?


それとも何回も作り直したようだから、 パニック起こして訳が分からなくなった のかも。


やっぱり恭介さんには料理はまだまだ無理みたい。