Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



飯が炊けて陽菜の弁当作りを。


こんな小さい弁当箱に詰めるのか?


飯は少ない目で、昨日の残りの唐揚げと ほうれん草の胡麻和えと冷蔵庫にあった プチトマトで隙間を埋めて…っと。


これでいいか。


「パパ、ごはんになんかけないと。それともおにぎりにしないとひなはたべない よ」


いつの間にか涼が横に来て弁当作りを見 ている。


「おにぎり?」


俺が作るのか?


「パパにはできないから、ふりかけかけたら」


一言多い。


だが


「ふりかけ?」


どこにあるんだよ?


「うん」


涼がどこからかふりかけを出してきて


「これだよ」


「……」


やっぱり…確りしてる。