Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




陽菜の部屋で


「何を着るんだ?」


「えっと…これとこれ」


陽菜が出したのはセーターと半ズボン


それはいいんだが、この下に何を…


「陽菜、この服の下に何を着るんだ? シャツだけか?」


「うん。シャツと…あ、タイツとくつした」


タイツか。


ってどこに?


「陽菜、タイツと靴下はどこにあるんだ?」


陽菜がタンスの引き出しを開けて黒のタイツと靴下を出してきた。


「ん。じゃあ着替えような」


「ひなじぶんで」


陽菜にさせていたら時間がいくらあっても間に合わない。


「今日は特別にパパがしてやるから」


「パパ」


「いいな」


「…うん」


なんとか着替えさせ


「さ、下に」


「パパ、かみくくって」


はぁ?


「パパ」


「あ~分かった」


ブラシで梳し…ってなんでこんなにもつれてんだよ。


「パパ、いたい」


「あ、悪い」


なんとか梳かして、さて、くくるってどうすんだ?


「パパ」


あ~めんどくさい。


「陽菜、今日はくくらないで、この間の カチューシャで止めていけ」


「カチューシャ?」


「あぁ。パパ陽菜がカチューシャしてるの見たいな」


「うん」


ニコッと笑いカチューシャを出してきて止めた。


「パパかわいい?」


「あぁ。陽菜は可愛い」


「ありがと」


なんとか機嫌もよくなった。