Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~





漸く風呂から出て


「パパ、ごはんまだだよね。たべて」


涼が気づいたのか


「ひなはぼくがあそんでるから」


「じゃあ頼むな」


「うん」


時間は8時半


二人は9時に寝かせればいいか。


お袋からの晩飯を温めて掻き込…ん?明日、陽菜の弁当作らないと。


この惣菜を半分入れるか。


陽菜は好き嫌いないから大丈夫だな。


半分だけ食い、志織用の粥を鍋に開けてっと。


「涼、陽菜、もう寝る時間だ。歯磨きしてこい」


「うん。ひないこ」


「うん」


後片付けをしてると


「パパ」


陽菜が俺に歯ブラシを差し出して


「はい」


「ん?」


どうすんだ、これ?


「パパ、ひなのあとみがきだよ」


涼は言うが『後磨き』って…


「だから、ひながみがきのこしてないか ブラッシングするんだよ」


「あ、あ~そういうことか。分かった」


ソファーに座らせ陽菜の後磨きを。


「よし、終わりだ」


「ありがと、パパ」


「ん。おやすみ」