その夜は藤倉の家に行き瑞穂さん一家と共に賑やかに。
夜遅くに家に戻り
涼と陽菜ははしゃぎすぎて爆睡
恭介さんとお酒を飲みながら
「いいお正月ですね」
「だな。アイツ等も大きくなったし、ちょっとは楽だ」
まぁ、楽って言えば楽だけど
「恭介さん」
「ん?」
「あの子達も大きくなってきたんですからね」
「ん?」
「子ども達の前でキスは止めて下さいね」
「どうして?」
「『どうして?』ってですね、やっぱりきまり悪いじゃないですか!」
それにからかわれるし。
やっぱり子どもにからかわれる母親ってのもね。
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