「おにいちゃん、おやしゅみなしゃい」
チュッ!
陽菜が涼にキスを。
「ママ、ひな、おやすみなさい」
涼が部屋へ。
陽菜をベッドに入れて
「ママ、ラッキーとねんねしゅる」
「うん。あ、ほら陽菜、ラッキーもう寝んねしてるわよ」
時間をセットしてあるから目を閉じてお休みモード
「陽菜も早く寝ないとね」
「うん」
陽菜の横にラッキーを置いて
「絵本、読む?」
「うん。ママ」
絵本を探していると
「はい?」
「たのしかったね~きれ~だったね~おいしかったね~」
「フフフ…そうね」
「ママもたのしかった?」
陽菜のベッド脇に座って
「うん、楽しかったよ。それにママにも涼サンタと陽菜サンタが来たから」
「うん。よかったね~」
「さ、絵本読もうね」
「うん」
クリスマス用の絵本を読みながら…
あら、もう寝てるのね。
「おやすみなさい、お姫様」
額にキスを。



