お腹も脹れ、子ども達も大満足して(勿論私も)家へ。


順番にお風呂に入り寝る前のミルクココアを用意して。


「あら、あの子達は?」


リビングには恭介さんが一人スコッチを。


「あ、何だか二階へ上がって行ったぞ」


「どうしたんでしょうね」


ココアをテーブルに置いて二階へ上がり


コンコン!


涼の部屋をノック


涼がドアを開けて


「ココア出来たわよ」


「うん、いまおりる」


「陽菜もいるの?」


部屋に入ろうとするんだけど涼が通せんぼして


「うん。いっしょにおりるからママさきにいって」


「そう。じゃあ直ぐに降りて来てね」


「うん」


返事をすると


パタン


閉められた。


一体どうしたのかしら?