「わぁ~あるいた~」 陽菜が目をパチクリ。 「涼、ラッキーって呼んでごらんなさい」 「えっ?うん。ラッキー」 ワン!! 一声鳴いて涼の方へ 「わっ!コイツぼくがわかるんだ」 涼が嬉しそうに抱き上げている。 それを見た陽菜が 「ラッキーラッキー」 負けじと呼んで ワンワン!! 「あ、ひながわかるんだ。かわいいね~」 抱きしめている。 もうすっかり機嫌も直ったみたいで夢中 「さ、遊ぶのは後でね。朝御飯よ。陽菜は保育園に行かないと」 涼は冬休みだけど保育園はあるから。 「はぁ~い」