「あ、パパおはよ」


「恭介さん、おはようございます。もう起きたんですか?」


「ん。涼、頑張ってるな」


「パパおはよう。もうちょっとでできるからね」


「あぁ」


「パパ、ひなもがんばってるよ」


陽菜が膨れながらパパに訴えてます。


「ん。陽菜も頑張ってるな」


「うん」


ニカッと笑い焼けたパンを取り出し次のパンを入れてます。


「涼、ハムエッグもう」


あっ! いけない!


慌てて蓋を取りお皿へ


う~ん中々お皿に移すのが難しいです。


ハムがフライパンにくっついて中々取れないんだもん。


ふぅ~やっと出来ました。


ハムがちょっと破れたけど。


テーブルに並べて、コーヒーもちょうど出来たのでカップに


「熱いから気をつけて」


「大丈夫だから」


ママは本当に心配性さんです。


「はい」


パンも焼けました。


冷蔵庫からミルクを出してコップに注いで


僕と陽菜もテーブルに。