恭介さんには全てお見通しなんだ。
私の不安な気持ちとか…
「恭介さん」
「ん?」
顔を上げて
凄く優しい顔
恭介さんの顔に触れ
「大好き」
「ん。も一回言って」
顔を引き寄せて
「大好きです」
唇を合わせた。
――
―
「ママー パパー」
あっ、
「王子様のお目覚めですよ」
「はぁ~ もうちょっと寝ててくれたらな」
私を抱き起こして
二人して寝室へ
「涼、起きたの?」
抱っこして
「よく寝れた?」
「パパーいちゅおきちゃの?りょうちとりねんねちてたの?」
恭介さんを睨んでる。
私から涼を抱き上げ
「パパも今起きたとこだよ。涼はよく寝てたから起こさなかったんだ」
「ふぅ~ん」
「涼、お茶飲むか?」
「うん」
居間へ移り、涼を抱いたまま座る。
「はい、涼 お茶よ」
「あいがと」
喉が渇いてたのか、コクコク飲む。
「ごちちょうちゃま」
恭介さんの膝から降りて、窓辺へ―
よっぽど海が気になって仕方ないのね。
「外に出てみるか?まだ、時間も早いし」
まだ、4時半過ぎ
「そうですね。涼、お外へ行こうか?」
パッと振り向いて
「うん、いくぅ」
走って出て行こうとするので
「涼、上着を着ようね」
「あ~い」



