「どした?溜め息なんかついて」
「あっ、起こしちゃいました?」
「ん…少し寝れたから」
私の指を掴んで、一本一本に口づけて…いく。
「恭介さん」
「ん?」
「な、何を」
下から掬い上げるように私を見て
「誘惑してんの」
「……」
「クククク…奥様、真っ赤ですよ」
もう、恭介さんたら 恥ずかしい。
ェ!
腕を私の首に回して引き寄せ…
唇を重ねる。
……
…
キスは深まり
いつの間にか…
恭介さんが…
私の上にいた。
唇が離れ
「恭介さん…」
「フッ お前は いつまでも俺を燃え上がらせるな」
「えっ?」
「お前を見てると…いつでも…欲しくなる」
「……」
恭介さん…
「お前はどうだ?」
「……」
「ん?」
指が顔をなぞってる。
その指に指を絡ませて
「…ドキドキ…します」
「ん?」
「恭介さんを見ると…未だにドキドキが…止まりません」
「フッ そうか。ドキドキが止まらないか」
「はい」
「光栄だな」
指に口づけをして…
首筋に…
薔薇を…
咲かせた。



