Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「寝ましたか?」


「あぁ、すぐにな」


「はしゃいでたから疲れてたと思いますよ」


お茶を淹れて


「あぁ、だけど熊五郎とペン太郎には参った」


確かに。


「絶対あれは お前のDNAだな」


「……」


「クククク…」


笑ってるし。


「涼はやっぱり内風呂の方がいいだろうな」


「そうですね。その方が安心です」


大浴場に連れて行ったら、はしゃぎすぎて何をしでかすか!


「ん」


恭介さんが私の膝に頭を置いて


「俺も一眠りすっから、膝枕して」


恭介さん…


「駄目?」


そんな目でお願いされちゃ嫌とは言えないじゃない。


恭介さんの知能犯。


恭介さんの髪を指ですきながら…


「恭介さんは狡い」


「フッ」


目を閉じて眠った。


恭介さんが脱いだジャケットを掛けて寝顔を見る。