「パパ、ママ」
「ん?」
「どうしたの?食べなさい」
「うん。あのね、これ」
「パパとママにプレジェント」
涼が後ろ手に持っていた画用紙を私に。
「えっ?」
広げて見ると…
「ほぉ~二人で描いたのか?」
「うん」
画用紙には川遊びをしているみんなが細かく描かれていた。
「これひながかいたの」
指差した先にはピンクの服を着た陽菜とブルーの服を着た和君
でも陽菜には…
「ひなはいろをぬったの」
そうでしょうね。
絵の上には
『パパ、ママ、りょこうにつれていってくれてありがとう。たのしかったよ。りょうすけ・ひな』
と書かれていた。
「素敵なプレゼントをありがとうね。さ、おやつを食べなさい」
「うん」
涼がソファーに座りオレンジジュースを。



