部屋に入って
「わ~」
涼が窓辺に走って行き海を見てる。
「ママーおみじゅかなぁ。ちらちらしちぇる」
そっかぁ、涼は海を間近に見るのは初めてだ。
「涼、あれは海だ」
「うみ」
「そうだ。海って言うんだよ。後から行ってみような」
「うん。くぅもペンもいこうねえ」
まさか海にも持って行くんですか?
ご主人達は笑ってるし…
恭介さんは!
やっぱり、しかめっ面だ。
「じゃあ、ごゆっくりね。何かあったら遠慮なく言ってね」
「はい、ありがとうございます」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…