Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




恭介さん達はお茶を飲みながら


「親父、大丈夫か?アイツ等とマジに付き合うと疲れるぞ」


三人にホットタオルを渡して


お父さんも草臥れたのね。


「お前に言われたくないな恭介」


「……」


誠さんがクスクス笑ってる。


「お父さんどうしたの?」


瑞穂さんが興味津々


「お前は黙ってろ」


また喧嘩ですか?


「恭介はな、川に来てもただぼけっ~と見てるだけだ」


「ハハハ…兄さんらしいわ」


「ちゃんと遊んでやってただろ」


ちょっと気色ばんでるよ。


「あれは陽菜が引っ張りだしたからだろ」


誠さんにまで言われている。


フフフ…


お父さんお母さんや瑞穂さんといると本当に子どもみたい。


「お前、何を笑ってんだ?」


あら私に八つ当たりですか?


「笑ってませんよ。さ、瑞穂さん、支度しちゃいましょ」


「そうね。兄さんに構ってる暇なんてないわ」


「瑞穂!」


瑞穂さんが私の手を取ってキッチンへ