恭介さん達はお茶を飲みながら
「親父、大丈夫か?アイツ等とマジに付き合うと疲れるぞ」
三人にホットタオルを渡して
お父さんも草臥れたのね。
「お前に言われたくないな恭介」
「……」
誠さんがクスクス笑ってる。
「お父さんどうしたの?」
瑞穂さんが興味津々
「お前は黙ってろ」
また喧嘩ですか?
「恭介はな、川に来てもただぼけっ~と見てるだけだ」
「ハハハ…兄さんらしいわ」
「ちゃんと遊んでやってただろ」
ちょっと気色ばんでるよ。
「あれは陽菜が引っ張りだしたからだろ」
誠さんにまで言われている。
フフフ…
お父さんお母さんや瑞穂さんといると本当に子どもみたい。
「お前、何を笑ってんだ?」
あら私に八つ当たりですか?
「笑ってませんよ。さ、瑞穂さん、支度しちゃいましょ」
「そうね。兄さんに構ってる暇なんてないわ」
「瑞穂!」
瑞穂さんが私の手を取ってキッチンへ



