「恭介は相変わらずだな」
お父さんが呆れている。
「なんとでも言ってくれ。陽菜に朝早く叩き起こされたんだ」
確かに。
陽菜は今日が楽しみで興奮して朝4時過ぎに起きて私達二人を起こした。
そして車の中で爆睡していたから今はまた復活している。
反対に朝4時から起こされ長時間運転していた恭介さんはもうバテバテ
「恭介さん、二階で休んで来たらどうですか」
「ん?いいか?」
「はい」
「恭介さん、いつも忙しいんですから疲れが溜まってるんですよ。休んで下さい」
泉お姉さんが優しく
「ありがとう。じゃあお言葉に甘えて」
さっさと二階に行った。



